安全管理 SMS(Safety Management System)
◆安全管理体制が義務化されます
運航の安全は、適切に設計・製造された機材を、免許を有する整備士が整備し、免許を有するパイロットが
操縦すること、そしてそれらは世界に共通した航空のルールを守って行われること、で保たれています。
航空のルールは航空百年の実績の中で進化を遂げましたが、安全のレベル近年頭打ちになっています。
これを更に向上させるには、ルールをより厳格にするよりは、むしろそれをどうやって守るかの体制、
即ち組織人員、任務と責任、及び心構えを含め、組織運営を体系的に監理しなければならない、即ち
安全管理体制の構築が必須であるとの結論に至りました。
航空会社など商用航空の分野ではすでに国(わが国を含め)の監督下で安全管理体制を構築し運用する
ことが義務つけられており、ビジネス航空と共に規模が急拡大している自家用航空の分野についても
2008年末までに自己管理による安全管理体制の構築が義務つけられます。
ICAO(国際民間航空機関)は安全管理体制を”安全をマネージするための体系的アプローチで、組織構造と、
責任、ポリシーと手順などを含む”と定義しています。
◆安全管理に関する4つの質問
安全管理とは何か?
それが必要な理由は?
その構築に必要な費用は?
その構築に必要な期間は?
Kei Knowledgeはこうしたご質問に個別にお応えします。
◆ISBAO(an International Standard for Business Aircraft Operations)
近年自家用機で、或いは小型機チャーターで行うビジネス航空が米国を中心に発達しましたが
こうした運航の均質な向上を目指すためにIBAC-国際ビジネス航空議会- は2002年に安全管理
の国際基準であるISBAOを設定しました。
ISBAOは安全管理体制構築をを目的に構成されており、これに適合すればこの基準に適合する運航者
は認定の登録がなされ、それは安全管理体制が構築・運用されている証となります。
ISBAOの認定登録はIBACにより資格を認められた監査人-ACCREDITED AUDITOR- による監査を経
て行われます。 監査人は現在世界に約100名指名されていますが、 Kei Knowledgeではメンバーの
1人がその資格を取得しています。
ISBAOのリスク分析による安全管理及び監査の手法は自家用航空機運航航空に限らず一般的に、
航空会社を含め適用できるものです。
ISBAOの認定登録はIBACにより資格を認められた監査人-ACCREDITED AUDITOR- による監査を経
て行われます。 監査人は現在世界に約100名指名されていますが、 Kei Knowledgeではメンバーの
1人がその資格を取得しています。
ISBAOのリスク分析による安全管理及び監査の手法は自家用航空機運航航空に限らず一般的に、
航空会社を含め適用できるものです。
◆SMSに関するICAOの動向とIBACの対応
ICAO ANNEX 6 partTの改訂によって2009年1月からチャーターを含む商用航空にSMSの確立が
国際標準となりました、又ICAO ANNEX 6 partUの改訂により2010/11/18から非商用機
(MTGW 5.7t以上またはターボジェット機)についても国際標準となります。これに対応するため
IBACは一連のプログラムを設けて、各オペレーターが最も自己に適した選択が出来るようにしました